連載 言語の天才まで1億光年 高野秀行

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ヨーロッパ・南米篇(2)スペイン語は「平安京的言語」

ヨーロッパ・南米篇(2)スペイン語は「平安京的言語」

南米アマゾンに向かうため、スペイン語を学び始めた高野さんは、その学習が快適なのに驚きます。高野さんが独自に分析し、わかりやすく解説する、スペイン語が世界で受け入れられる理由とは。  怪獣探査のために必要だったフランス語、雷に打たれたけど特に後遺症なしというイタリア語のあと、私が3番目に出会ったロマンス諸語はスペイン語だった。  アフリカ篇で述べた通り、なんとなく〈コンゴ〉のエキスパートになりたいと思っていたのだが、南米アマゾンが気になりだした。アマゾンとは世界最大の流域面積

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