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【note×集英社インターナショナル】 読書感想文の投稿を募集中! #読書の秋2021

集英社インターナショナルは、#読書の秋2021に参加しています。全盲の人とアートを見る旅から、ジェンダーの日本史まで多彩なノンフィクションと新書を揃えました。
読書感想文といっても「夏休みの宿題」のように難しく考えず、「読んでいて思い出したこと」や「著者へのメッセージ」などでもかまいませんので、自由にお書きください。

みなさまの心からの言葉でつづられたご感想を、編集部だけでなく著者のみなさんも楽しみにしています!

■課題図書

課題図書①
川内有緒『目の見えない白鳥さんとアートを見にいく 』

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見えない人とアートを見たら、見えてきたこと

(担当編集者より)
「白鳥さんと作品を見るとほんとに楽しいよ!」という友人マイティの一言で始まった全盲の美術鑑賞者、白鳥さんとのアートを巡る旅。白鳥さんと会話をしながら作品を鑑賞すると、それまで見えていなかったことがどんどん見えてきて、これまでの概念が覆されます。
視覚の不思議、自分の世界を超えること、生きること、障害をもつということ、自分の中にある偏見、そしてアートの力、鑑賞ということの意味……。
さまざまな作品を楽しみながら、一緒に旅をして、その場で会話に参加しているような気持ちになる体験型読書、ともいうべきことができる本書。
これまでにない全く新しいノンフィクションです。
読み終わったあとに、自分の物語が始まるかもしれません。

ハッシュタグは  #目の見えない白鳥さんとアートを見にいく でお願いします。

課題図書②
佐々涼子『エンド・オブ・ライフ』

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【本屋大賞 2020年ノンフィクション本大賞 受賞作】
何度読んでも泣いてしまう。なのに、読後感はとても爽やかです。

(担当編集者より)
この本は、ノンフィクション・ライターの佐々涼子さんが7年間にわたって京都の診療所に通い、友人となった看護師との話が軸となっています。
彼は200人もの患者を看取ってきた、いわば「看取りのプロフェッショナル」。病を得て、意外にも自身の終末には千々に迷います。
佐々さんは、彼と寄り添うように対話し、一緒に考えます。そこに、在宅で最期を看取られていく人々と家族とのエピソードの数々、さらに著者自身の難病の母親と、その妻を献身的に介護する父親の話を交え、淡々とした筆致で話は進みます。
自分自身と近しい人のことを考えさせてくれるノンフィクション。誰に聞いても読後感が「爽やか」なのは、著者の人間に対する眼差しの温かさゆえでしょうか。

ハッシュタグは  #エンド・オブ・ライフ   でお願いします。

課題図書③
小松由佳『人間の土地へ』

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【第8回山本美香国際記念ジャーナリスト賞 受賞作】
大文字で語られることの多いシリア内戦を、
内側から描いた稀有なノンフィクション

(担当編集者より)
著者の小松由佳さんは、日本人女性として初めてK2登頂に成功し、植村直己冒険賞も獲得した著名な登山家でした。
「でした」と過去形で書くのは、その後、彼女はヒマラヤなど高山山頂を目指す「垂直の冒険」ではなく、草原や沙漠など自然の中で人間が暮らす場所を旅する「水平の冒険」に軸足を移したからです。
その旅で訪れたシリア沙漠で出会った青年ラドワンは、100頭のラクダと暮らす12人兄弟の12男。彼を訪ねるうちにお互いに惹かれあい、幸福な日々が続くはずでしたが、そこに訪れたのが「今世紀最悪の人道危機」と呼ばれるシリア内戦。徴兵されたラドワンは、同胞に銃は向けられない、と政府軍を脱走。辿り着いた難民キャンプは安全だったもの、生きる意味を見い出せず、戦火のシリアに舞い戻ります。

ハッシュタグは  #人間の土地へ  でお願いします。

課題図書④
国立歴史民俗博物館 (監修) 「性差の日本史」展示プロジェクト (編)『性差の日本史』

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日本の歴史のなかで、ジェンダーはいつ生まれ、どのように変化したのか?

(担当編集者より)
「ジェンダー」という抽象的な概念を、どうしたら理解することができるのか? そう思っていた時に出会ったのが国立歴史民俗博物館の「性差(ジェンダー)の日本史」展でした。この展覧会を観て、少し視界がクリアになったような気がしました。
好きか嫌いかではなく、歴史的な視点でジェンダーについて知ることは、これからの世の中を生きるために必要なことではないか、抽象的な概念に対するモヤモヤを少しでも晴らせるのではないか、その入門書になればという思いで本書を作りました。
本書によって多くの方に「日本のジェンダー1800年の旅」を体験して頂ければ幸いです。

ハッシュタグは  #性差の日本史  でお願いします。

課題図書⑤
橋本幸士『物理学者のすごい思考法』

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日常生活の細部にまで応用できる、物理学者のユニークな思考法

(担当編集者より)
物理学者は研究だけでなく、日常生活でも独特の視点でものことを考えています。通勤やスーパ-マーケットでの最適ルート、ギョーザの適切な切り方、エスカレータの乗り方、調理可能な料理の数々……。
京都大学大学院で素粒子論(弦理論)を研究する橋本幸士先生の手にかかると、日常生活のあらゆる出来事が物理学を学ぶ面白レッスンになります。
また、橋本先生がどのようにして物理学者になったのか――レゴを愛し、迷路づくりに勤しむ少年時代。数学の才能の無さに絶望し、物理学の面白さに開眼した大学時代。思考に集中すると他のことが目に入らず、奇人扱いされる研究室生活についても語られています。奥さまとの絶妙な掛け合いも見事な、ユーモア溢れるスーパー科学エッセイ!

ハッシュタグは  #物理学者のすごい思考法  でお願いします。

詳細

■コンテストスケジュール
投稿期間:2021年10月17日(日)〜11月30日(火)
結果発表:12月下旬(予定)

■参加方法
①noteアカウントにログイン、もしくは新規登録をしてください。
②「 #読書の秋2021 」と「#(集英社インターナショナルの課題図書のタイトル)」のハッシュタグをつけて、期間中に記事の投稿をお願いします。
(例: #読書の秋2021 #目の見えない白鳥さんとアートを見にいく   )

※応募の際は「無料公開」の設定をお願いします。

■結果発表
12月下旬(予定)に、集英社インターナショナルとnote公式アカウントの記事で結果発表を行います。
※受賞者には、弊社から「クリエイターのお問い合わせ」機能を通じてご連絡いたします。またnote運営事務局からも、noteにご登録のメールアドレスへご連絡があります。

■お寄せいただいた記事を、note以外のウェブサイト、SNSなどでご紹介する場合がございます。ご了承ください。

■プレゼント

感想文を書いてくださった皆様のなかから、1名様に図書カード1万円分、4名様に2021年12月刊のインターナショナル新書からお好きな1冊を差し上げます。奮ってご参加ください。

この募集はnoteの「#読書の秋2021」コンテストの一部として行っているものです。ほかの課題図書やコンテスト全体のおしらせは、以下のnoteからご覧いただけます。


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