【科学に知的好奇心をくすぐられるあなたへ】創刊5周年記念・理系独学本紹介!
「新書は独学の友」フェア、今回はは理系独学本(前編)をお送りします📚
AIに心は宿るのか
著者は「鉄腕アトムのような汎用AIの実現」を目標に掲げて研究を続けてきました。その、「心を持ったAI」が社会に進出する日は来るのか――AI社会の未来について学べる一冊。
(松原仁さんコメント)
私は5年ほど前から、ショートショートの神様と言われている作家・星新一さんの作品のような小説をAIに書かせることを目指して研究をしています。これは「AIに創造性を持たせることはできるのか」という私たちの大きな夢のひとつです。
この試みの中で私たちは、「創造性とは一体なんなのか」ということを議論してきました。本書には、将棋という舞台で創造性を発揮している羽生善治さんとの対談も収録しています。ぜひ手に取っていただけますと幸いです。
光の量子コンピューター
量子コンピューターはスパコンを遥かにしのぐ計算能力を持ちながら、消費電力は微々たるもの……という夢のようなマシーンです。
その実用化に向けて、人類は今どこまで来ているのか――その開発現場の最前線に立つ著者が徹底解説!
(竹内薫さん推薦!)
量子コンピューター開発の真打ち! その全貌がここに。
チョムスキーと言語脳科学
言語研究の「革命」を告げるノーム・チョムスキーの『統辞構造論』を解説するとともに、〈文法中枢〉が脳内に存在することを言語脳科学を用いて検証しています。
(本書で明かされる謎とは?)
●子どもが楽々と言葉を身につけられるのはなぜか?
●第二言語の習得が難しいのはどうしてか?
●人工知能が言語をうまく扱えない本当の理由
「科学もの」と一口に言っても、今回のようにそれぞれがまったく別のテーマを追っています。これらですら一部分に過ぎないのですから、ハマった方には一生分以上の愉しみがこの世界に存在しているということですね👀