『物理学者のすごい思考法』ができるまで――担当編集者に聞きました
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『物理学者のすごい思考法』ができるまで――担当編集者に聞きました

集英社インターナショナル

今回ご紹介する「独学の友」は、たくさんの方に手に取っていただいている『物理学者のすごい思考法』(現在8刷!)です。

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著者の橋本幸士さんは京都大学の教授で、専門は理論物理学、超ひも理論、素粒子論。
著書に『超ひも理論をパパに習ってみた』、『「宇宙のすべてを支配する数式」をパパに習ってみた』(すべて講談社)といった『パパに習ってみた』シリーズをはじめ、多くの著作がある橋本幸士さんですが、この本はどのようにしてできたのでしょうか?

今回も担当編集者に聞いてみました!

橋本さんとの初対面

もともと『超ひも理論をパパに習ってみた』など橋本先生の著作を拝読していました。難しいことを分かりやすく、しかもユーモアたっぷりに紹介する先生の文章のファンだったのです。

その橋本さんが「小説すばる」で連載しているのを拝見し、「是非これを元に新書を作りたい!」と思い立ったんです。そしてすぐ、当時橋本さんがいらした大阪大学の研究室まで行ってお願いしました。

研究室の壁一面を占領する黒板を見たときは、とてもゾクゾクしたのを覚えています。執筆のご快諾を得たあとも、まえがきに続く「使用上の注意」など、ユーモア溢れる原稿を送ってくださり、とても楽しく編集の仕事ができました。

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(巻頭にある「使用上の注意」)

「独学の友」としての本書

まずは、この本自体、読んで楽しいことが一番のポイントだと思います。
読み始めたらときどきクスッと笑いながらページを繰る手が止まらない。そんな本です。

物理学の本といえばそうなのですが、難しい数式だったり、複雑な論理は(ほとんど)出てきません。むしろ、「物理学者はこういう考え方をする」、
「物理学とはこういう学問である」という根本のところを教えてくれる本です。

これまでの物理学のイメージを変えてくれると言う意味で、物理学(だけでなく科学全般)を学ぶ意欲が自然と湧いてくる独学本なのではないでしょうか。

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(ギョーザを作るときだって、理論物理学の出番。
ラムダ技術部さんとの巨大たこ焼き考察も大人気!)

読者のみなさんへ

物理学者というと何やら小難しいことを研究している人、自分の日常生活とは直接関わりのない人、というイメージをもっているかもしれません。そんな方にこそ、この本を読んでいただきたいと思います。

「エスカレーターに乗るとき、右側と左側、どちらに立つべきか」
「通勤経路はどのように決めたら効率的なのか」
「ギョーザを手作りするとき、皮と具の分量を合わせるためにはどうする」

など、日常生活の瑣事(物理学者にとって瑣事ではない)にも物理学的思考法が潜んでいることを、この本は教えてくれます。
物理学に興味のなかった人こそ、この本を読むと新しい発見があるはずです。

オンライントークイベント開催決定!!

インターナショナル新書5周年を記念して、2/15(火)橋本さんがオンライントークイベントに登場してくださることになりました。

本書の執筆の動機と、「物理学の奥義」を伝授してくださるとのこと……📐

詳細、チケット購入はこちらの丸善ジュンク堂さんのサイトから。
橋本さんのお話を直に聴けるチャンスをぜひ📚


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