マガジンのカバー画像

集中公開【今読むべきコロナブルーを乗り越える本】

24
ワクチン接種、緊急事態宣言解除!?…、ニュースの見出しは踊っても、新型コロナウイルスの感染が社会とわれわれの心にもたらした影はいつ消えるともしれません。やはり、いつまで続くのかわ…
運営しているクリエイター

#倉谷滋

コロナブルーを乗り越える本 倉谷滋

形態進化生物学者、倉谷滋さんは病原体、病気、死に対し、17~19世紀、人間が科学の方面から試みたアプローチを描いた3冊を紹介。歴史の重みをもって語られる科学は今こそ読みたい。 ※この記事は、集英社インターナショナル公式サイトで2020年4月10日に公開された記事の再掲載です。 『ヴァンパイアと屍体:死と埋葬のフォークロア』 ポール・バーバー、野村美紀子訳/工作舎 1681年、哲学者ライプニッツがペスト対策のために記したという『エルンスト・アウグスト公爵のための覚書』が先