連載 言語の天才まで1億光年 高野秀行

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ヨーロッパ・南米篇(5)

なんて理不尽なフランス語!

ヨーロッパ・南米篇(5) なんて理不尽なフランス語!

〈コンゴ〉や南米アマゾンと、世界をまたにかけてアルバイトをしているうちに、留年を繰り返した高野さんにも、進路を考えるときがきました。そこで、研究者を目指すため、フランス人の人類学者に会ったのですが──。  フランス語、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語とたどっていったロマンス諸語の旅であるが、最後に話は再びフランス語に戻ってくる。  前にも述べたように、私は具体的な目標があれば相当頑張るのだが、目標がなくなると、とたんにモチベーションメーターがゼロになるという悪癖がある。

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ヨーロッパ・南米篇(4)アンラッキーな言語の天才

ヨーロッパ・南米篇(4)アンラッキーな言語の天才

スペイン語の方言という認識で学んだポルトガル語。3カ月、しっかり準備したはずが、いざブラジルに行って耳にしたのは……。            コロンビア旅行の翌年、今度はアマゾン川を河口から源流まで現地の定期船を乗り継いで旅することになった(※1)。相変わらず一介の大学生(6年生)ながら、アマゾンのガイドブックを書くという仕事を請け負ったのである。取材スタッフは私のほか、カメラマンの鈴木邦弘さんとミヤザワという探検部の後輩の3人。  私と鈴木さんは河口から遡り、ミヤザワは逆

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