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【深読み日本文学】島田雅彦さん オンライントークイベントレポート!

さる2月10日(月)、インターナショナル新書創刊5周年記念オンライントークイベントが開催されました。
第1回目は、作家の島田雅彦さんが、ご自宅からご登場くださいました。

島田さんには『深読み日本文学』をご執筆いただきました。
作家ならではのオリジナリティあふれる日本文学論が展開されています。

2月5日に、作家の西村賢太さんが亡くなられました。西村さんが朝吹真理子さんと芥川賞をW受賞した際、島田さんは初めて芥川賞の選考員を務めたそうです。

そのとき島田さんが気にしていたのは、「(同選考員の)石原慎太郎とどう向き合うか」ということだったそう――石原氏との当時の思い出話でイベントは幕を開けました。

今回のイベントのなかで、とくにポイントとなったのは「三島由紀夫とは何者だったのか」「川端康成の『雪国』について」でした。

三島と川端を同時代の他の文学者たちと比較しつつ、彼ら自身は周囲の人々、そして世界をどのように見ていたのかということを、文学者ならではの深い観点からたっぷりお話しくださいました。

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『深読み日本文学』目次(前半部分)
第5章の終わりに川端、三島の名前も見えます。

視聴者のみなさんからの質問にもお答えいただきました。

「島田先生が『雪国』を初めて読んだのはいつ?」というものから、「多種多様なイデオロギーが交錯するいま、真の自由を得るためにどうするべきか?」という硬派な質問まで、みなさんの熱が伝わってきました📕

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5周年記念のオンライントークイベントは、3月も開催される予定です。
も、ぜひ下記からチェックしてみてください😊


インターナショナル新書5周年特設ページはこちら


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