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#読書の秋2021 集英社インターナショナル

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#読書の秋2021  集英社インターナショナルの課題図書にお寄せいただいた感想文のまとめです。
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#エンド・オブ・ライフ

「#読書の秋2021」読書感想文コンテスト結果発表!

集英社インターナショナルとしては初参加の「#読書の秋2021」読書感想文コンテストでしたが、…

人生の最期を迎えるための教科書

『エンド・オブ・ライフ』を読んだ。 この本を知ったのは、小川糸さんのエッセイ集『グリーン…

HOKUTO 9×9
2年前
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僕はボブ・ディランを少しは理解できるようになるだろうか?

Bob Dylanに”Death is not the End”という歌がある。 初めて耳にしたのは、今から30年…

H-Law
2年前
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どう死ぬかは、最後にどう生きるか。 -『エンド・オブ・ライフ』読書感想文-

ちょうどこれを読みながら電車で移動していた私は、降り立った駅で、たまたま制服を着た小さな…

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【エンド・オブ・ライフ】向き合えなかった自分と向き合う。

ノンフィクション小説を手に取ることが稀な私がこの本に出会ったきっかけはこの「noteの読書の…

友人が私にくれたプレゼント【佐々涼子著/エンド・オブ・ライフ】

友人がnoteで紹介していて読みたくなったエンド・オブ・ライフという本。それをきっかけに読み…

Rina Akiyama
2年前
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エンド・オブ・ライフ

つい先日、カナダから日本に久々に一時帰国した。コロナ禍で海外渡航が厳しくはあったものの、なんとか無事に帰国することができた。海外からの帰国者は、国内線の乗継ぎや公共交通機関の使用が許可されておらず、地元に直帰することが出来ない為、東京で隔離せざるを得ない。 隔離滞在費もかさむし、狭い空間で隔離生活をしなければならない等不便な点は幾つもあったが、どうせ長い隔離期間があるのだから、その時間を有効活用したいと思って、日本で読みたい本リストを作ってきた。 そのリストの上位にあった

【おすすめ本】エンド・オブ・ライフ〈医師はプロデューサー⁈「命の閉じ方」のレッス…

著者:佐々 涼子 発行所:集英社インターナショナル ノンフィクション作家の佐々涼子さんが2…

こまき
2年前
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review 4 ハラハラ

 涙で前が曇って字が読めず、それでも先が読みたくて涙を拭う。  そんな、小説やドラマには…

みらっち
2年前
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自分で自分を幸せに生かす覚悟【佐々涼子「エンド・オブ・ライフ」】

「なんで生きるんだろう」 数年前、仕事を終えて家へ帰りながら考えた。 しばらく考えてから…

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星のようになった人の想い<エンド・オブ・ライフ>

エンド・オブ・ライフ 著者:佐々涼子さん 在宅医療を中心とした人生の終末期を描いた内容で…

なべとも
2年前
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いつかゆく道……エンド・オブ・ライフ

 佐々涼子氏の「エンド・オブ・ライフ」を読んだ。本屋大賞2020年ノンフィクション大賞を受賞…

【note×集英社インターナショナル】 読書感想文の投稿を募集中! #読書の秋…

集英社インターナショナルは、「 #読書の秋2021 」に参加しています。全盲の人とアートを見る…

【読書感想】エンド・オブ・ライフ

 二十代の頃に聞いた話によれば、昔のインドにいた偉い人が言うには、 『人間は生老病死という、四つの苦しみから逃れられない。人間の根源にある苦しみなのだ』  ということらしい。それから少なくとも四半世紀を過ぎた今でも、この考えを飲み込むことができずにいた。 「その考え、間違いでは無いと思います、間違いでは無いと思うのですが、では、何故私たちは四つの苦しみ、八つの苦しみ、百八の煩悩を抱え、それでも、生きなくてはならないのでしょう」  と考える自分を納得させることができずに、歳を重