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#読書の秋2021 集英社インターナショナル

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#読書の秋2021  集英社インターナショナルの課題図書にお寄せいただいた感想文のまとめです。
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#読書感想文

今の中にある幸せをみつけて生きてくために「見る」

「見る」がひとつのキーワードの11月だった。 見えにくさを感じる方たちの集まりに行った。 …

死に様とはすなわち生き様だ|『エンド・オブ・ライフ』@つじりの図書室

#13 《生き様とは、「自分で選ぶこと」だと思う。》 ** 佐々涼子 著『エンド・オブ・ライ…

つじり
2年前
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見たことがないシリアとその家族を思いながら。シリア内戦を描く「人間の土地へ」

異世界ファンタジーでも読んでいるかのようでした。 宗教、内戦、難民、文化、秘密警察、賄賂…

おなつ
2年前
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どう死ぬかは、最後にどう生きるか。 -『エンド・オブ・ライフ』読書感想文-

ちょうどこれを読みながら電車で移動していた私は、降り立った駅で、たまたま制服を着た小さな…

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アートへの「旅路」を共に歩く(川内有緒『目の見えない白鳥さんとアートを見にいく』…

とにかく面白い、ものすごく面白い本だ。美術鑑賞のイメージが、堅苦しいものから、気軽に楽し…

rmia
2年前
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「物理学者のすごい思考法」を推奨する3つの理由

「物理学者のすごい思考法」を読んだ。 私、残念な事に物理学の事など全く分からない。 そん…

こだま
2年前
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アートを知らない私が、アートについて考えてみたら

「生まれ変わったらまた自分になりたいですか?」 もしあなたが今この質問を投げかけられたら、どう答えるだろうか。 咄嗟に「YES!」と言える人生に、正直とても憧れる。 私だったら、少し考えて、でも「・・・NO」と答えてしまうかもしれない。 だけれど、「自分のことが嫌いですか?」と聞かれると、そんなこともない。少し、矛盾しているだろうか。 この数年は特に、自分に自信を持つために、今ここに在る自分を確かめるかのように、手探りの旅をしてきたように思う。つまづいて、転んで、たまに

人は経験で見る|目の見えない白鳥さんとアートを見にいく

伝えることの難しい時代に、文筆家・川内有緒氏の近著『目の見えない白鳥さんとアートを見にい…

大竹高史
2年前
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私の目と私じゃない人の目で、絵を見てみたい

「ママ、だっこ」 と手を伸ばす息子。 2歳くらいのとき、ベビーカーに乗せて美術館へ行った。 …

「理解しあえないことを理解する」ことはできるか?―『人間の土地へ』を読んで #読書…

シリアというとどんなイメージが浮かびますか? おそらく、「危険な国」「詳しくわからないけ…

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読後10日で「目の見えない白鳥さんとアートを見に行けた」奇跡!

川内有緒さんの本が好きだ。 それは一緒に旅している気持ちになれるから。 今回はバスの旅ら…

美術館に行かない私が普段読まないジャンルの本を読んでみた

 読書の秋ということで、基本的にアートに興味がない私にとってはある意味最大限のチャレンジ…

秋色
2年前
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沙漠の民は飛行機乗りの夢を見るか? ––『人間の土地へ』読書感想文

社内の有志で読書感想文を一緒に書くという企画に参加した。運営メンバーが作ってくれたおすす…

漆畑美佳
2年前
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友人が私にくれたプレゼント【佐々涼子著/エンド・オブ・ライフ】

友人がnoteで紹介していて読みたくなったエンド・オブ・ライフという本。それをきっかけに読みたくて、ずっとAmazonのほしいものリストに入れたままだったのを1年ほど経ったいま、読書の秋の課題図書リストで見つけて思い出した。気になっていたけど、なぜか読もうとできていなかった私にはちょうどいい機会だなと思って読んでみることにした。そして読み終えてこのこのnoteを書いている今、同じような思いをしている人に届けばいいなと思って気持ちを書きたいと思う。 なぜこの本が読みたいと思っ