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コの六 門前仲町「だるま」 加藤ジャンプ「今夜はコの字で~全国コの字酒場漂流記」
ナカチョウの良いコの字酒場
以前、錦糸町の名コの字酒場でこんなことを教えてもらった。
私が「モンナカに良いコの字酒場がある」みたいなことを言ったら、向かいの席の粋な感じの人がこたえたのである。
「モンナカじゃなくてナカチョウっていうのよ、モンナカって言っちゃうのは他所の人、俺は両国」
モンナカあるいはナカチョウとは、門前仲町の略称である。門前仲町は、富岡八幡宮などの門前町というよりは、東京
【世界は「プランB」で出来ている 第5回】電気自動車(EV)を日本はしゃかりきに増やすしかないのか?
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環境破壊を防ぐ救世主「だった」ガソリン車
「環境破壊を防ぐためにはクルマの動力を変えなければならない。ただ、ガソリン車と電気自動車(EV)のどちらが今後の主力になるかの予測は難しい」
詠み人知らずのこの文章を読んだら、20年ほど前に書かれたものと思われるかもしれない。しかし、これは20世紀初頭の状況を反映して書かれたものだ。
当時はヘンリー・フォードの「T型フォード」
コの五 大森「蔦八」 加藤ジャンプ「今夜はコの字で~全国コの字酒場漂流記~」
器の中に作られた旨さのビオトープ
JR京浜東北線の大森駅のホームには土器の銅像がある。東京、大田区大森は日本史の授業でおなじみの大森貝塚が見つかったところだ。その当時はゴミ捨て場でも、何千年もたてば遺跡になる。発見したのは明治時代のおかかえ外国人の一人、エドワード・モースである。モースは日本から帰国した後、米マサチューセッツ州セーラム市の博物館の館長になった。そんな縁から大田区とセーラム市は姉