カミュ、その波瀾万丈の生涯
「新書は独学の友」フェアも開催からおよそ1カ月。多くの方にインターナショナル新書を手に取っていただいており感謝の気持ちでいっぱいです。
さて、コロナ禍でアルベール・カミュの書いた『ペスト』が再注目されました。今回取り上げるのはフランス文学者の中条省平さんが書かれた『カミュ伝』についてです。担当編集者からのメッセージをお届けします。
カミュは孤独だった?
季刊誌『kotoba』(集英社)の2019年冬号で、「孤独のレッスン」という特集を掲載した際に「孤独と追放―アルベール・