集英社インターナショナル
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【図像学で鑑賞する春画入門】鈴木堅弘さんオンライン・トークイベントレポート
3月11日(金)、インターナショナル新書創刊5周年記念オンライン・トークイベントが開催されました。
最終回となる今回は、『「隠しアイテム」で読み解く春画入門』の著者・鈴木堅弘さんにご登場いただきました。
図像学とは何か学問としての美術史には、おもに「様式学」と「図像学」の2つがあるそうです。
様式学は「誰が何をいつ制作したか」を解き明かすもの。
図像学は「その作品は何を描いているか」をひもとく
【ネオ・サピエンスの姿を考える】吉川浩満さん×塚越健司さん オンライン・トークイベントレポート
3月7日(月)に、「新書は独学の友」オンライントークイベントの第3回が開催されました。題して「人間拡張を4側面から考える」です。
今回ご登場いただいた文筆家の吉川浩満さんと、情報社会学者の塚越健司さんには2月刊のインターナショナル新書『ネオ・サピエンス誕生』にご寄稿いただいています。
この本は、15名もの方にご寄稿いただき、さまざまな切り口でこれからの人間の未来を論じる新書。さて、お2人からど
数々の悲劇を引き起こした現代優生学を知る
「優秀な人間の血統のみを次世代に継承し、劣った者たちの血筋は断絶させるか。もしくは有益な人間になるよう改良する」――ナチスの思想にも大きな影響を与えた優生学。
遺伝子技術をはじめとした科学の発達や、経済不況、さらにはコロナ禍も加わって、現在ふたたび広がりを見せていると言われています。
生物学者の池田清彦さんによる『「現代優生学」の脅威』はその現状を知るための一冊。制作の舞台裏を担当編集者に聞き
カミュ、その波瀾万丈の生涯
「新書は独学の友」フェアも開催からおよそ1カ月。多くの方にインターナショナル新書を手に取っていただいており感謝の気持ちでいっぱいです。
さて、コロナ禍でアルベール・カミュの書いた『ペスト』が再注目されました。今回取り上げるのはフランス文学者の中条省平さんが書かれた『カミュ伝』についてです。担当編集者からのメッセージをお届けします。
カミュは孤独だった?
季刊誌『kotoba』(集英社)の201
怪獣のことを、生物学者が本気で考えた
「新書は独学の友」フェア、今回ご紹介するのは『怪獣生物学入門』。
著者の倉谷滋さんは形態進化生物学者で、生物のかたちがどのように進化してきたかを専門に研究されています。
そんなプロフェッショナルが、ゴジラ、ガメラといったSF作品に登場する怪獣の姿をどういった視点で見ているのか――怪獣たちへのあふれる愛とともに語っていただいているのが本書です。
制作当時の話を、担当編集者からお伝えします🦖
「最前線のテーマをわかりやすい本に!」担当編集者が語る制作の舞台裏
「新書は独学の友」フェア、今回ご紹介するのは言語脳科学者の酒井邦嘉さんによる『チョムスキーと言語脳科学』です。
チョムスキーはアメリカの言語学者です。世界中の異なる言語すべてに共通したルールがあるとする「生成文法理論」を唱えました。
日本語にも、フランス語にも、スワヒリ語にも共通するシステムがあるなんて……どういうことなんでしょうか?
そんな疑問を追った本書について、担当編集者に聞きました。